初心者向け!動画撮影に適した一眼レフカメラの選び方

TADASHI(@CHAMELEON_1105)です。

以前までは、「動画を撮る=ビデオカメラ」しか選択肢はありませんでしたが、最近では一眼レフカメラで動画を撮ることも当たり前のようになってきました。

そこで、「一眼レフで動画を撮るのとビデオカメラで撮るのではどんな違いがあるの?」「結局はどっちがいいの!」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回は一眼レフとビデオカメラではどう違うのか、一眼レフを選ぶときの選び方ということを中心に紹介していきます。

動画をイイ感じに撮れるのは一眼レフカメラ!?ビデオカメラ!?

「動画を”イイ感じ”に仕上げるためには一眼レフとビデオカメラ、どちらが向いているのか。」正直、この問いに対する答えはありません。

なぜなら、あなたの求める”イイ感じ”というのがどういう定義かによるからです。つまり、一眼レフとビデオカメラにはそれぞれにメリットとデメリットがあるので、撮りたいシーンに応じてどちらが良いかは変わってくるということです。

一眼レフカメラで動画を撮るのに向いているシーン

一眼レフカメラとビデオカメラを選ぶ際に一番のポイントは「ボケ感」を出したいかどうかです。

一眼レフカメラで撮影を行うと、背景をぼかして特定の人物などにピントを合わせて、ドラマや映画のようなかっこいいシーンを撮ることができます。

ですので、ただ動画に納めるだけでなく「映像にこだわりたい!」という方は、一眼レフカメラを選ぶべきでしょう。

ビデオカメラで動画を撮るのに向いているシーン

ビデオカメラは長時間の撮影を目的とする場合に有効です。一眼レフカメラでの連続録画時間は29分59秒以内のものがほとんどなので、長時間の撮影をすることが多い方はビデオカメラを選ぶべきでしょう。

また、動画に特化しているため持ちやすいデザインで片手で操作できる点、オートフォーカス機能が優れていて撮りたい絵を逃さない点、手ブレ補正が装備されておりブレの少ない動画が撮れる点もメリットと言えます。

「手軽にスマホよりきれいな動画を撮りたい。」という場合はビデオカメラがオススメです。

一眼レフカメラで動画を撮るメリットとデメリットとは!?

ここでは、一眼レフカメラで動画を撮るメリットとデメリットについてをより具体的に紹介していきます。

メリット

上でも少し書きましたが、一番のメリットとしては「ボケ感を出せる」ということです。また、一眼レフカメラはセンサーサイズが大きなものを搭載しているので、光を取り入れやすく、室内や夜などの暗い場所での撮影にも強いことが特徴的です。

レンズ交換も可能なので、魚眼や望遠レンズなど、その時の撮影に応じてレンズを交換しながら自分なりの工夫を施した作品を撮ることもできます。

デメリット

ビデオカメラは長時間撮影に向いているのに対して、一眼レフカメラは長時間撮影に向いていません。ほぼ全ての一眼レフカメラで、連続録画時間が30分未満となっています。

一眼レフカメラは元々、写真用に設計されているのでバッテリーの持ちがあまり良くない、オートフォーカス機能が合わせづらい、手ブレ補正機能が弱いといったデメリットもあります。

しかし、最近は一眼レフカメラで動画を撮ることが当たり前となってきているので、年々デメリットが改善されつつあることも事実です。

動画に適した一眼レフを選ぶ際に注目すべき5つのポイント

一眼レフカメラを買おうと思ったものの、一眼レフにも種類がたくさんありすぎて「どれを選んだらいいか分からない。」とお困りではないでしょうか。

そんな方々のために、ここからは動画撮影に適した一眼レフカメラを選ぶ際に注目すべき5つのポイントをまとめました。

一眼レフ、それともミラーレス一眼?

一眼レフとミラーレス一眼の違いは、名前の通りで反射ミラーがあるかどうかです。一眼レフカメラには反射ミラーがあるため、レンズから見えるものがそのままファインダーを通して見れます。なので、液晶画面で撮影するという方はどちらも違いはないかもしれません。

反射ミラーがない分、ミラーレス一眼はコンパクトなデザインとなっています。一眼レフの場合、どうしても重くて大きくなってしまうので、持ち運びにくくなります。

また、交換レンズの数には大きな差があります。ミラーレス一眼は、交換レンズの種類が少なく限られてしまいますが、一眼レフのレンズは種類が豊富で高品質なものが多いため、カメラを楽しみたいと思っている方には一眼レフとミラーレス一眼の大きな違いとなります。

メーカーはどこがいい?

初めて一眼レフカメラを購入する際は、キャノンかニコンのカメラがいいという人がいます。確かに、レンズのラインナップも豊富で仲間内で貸し借りをしたりもできるので便利であります。

しかし、これは写真用としての選び方であって、動画に適した一眼レフという観点では少し変わってきます。というのも、現在(2017年8月)において、ニコンのカメラはまだまだ「写真用」のカメラであり、動画での機能としては遅れを取っているからです。

動画に適した一眼レフカメラのメーカーとしては、EOS MOVIEでこのジャンルを作ってきた「キャノン」、ビデオカメラで先陣を切ってきた「ソニー」、GH4やGH5など4K対応可能の一眼を売りとしている「パナソニック」の3メーカーをおすすめします。

オートフォーカス性能

動画撮影で使用する一眼レフカメラを選ぶ点として、一番重要といってもいいのがオートフォーカス機能です。動画撮影時にオートフォーカス機能がないものは全て手動でフォーカスを行わなければなりません。

最近はほとんどの機種に搭載はされていますが、それぞれによってフォーカス速度が異なります。フォーカス速度が速いほどピントが合うのが速くなり、動いている被写体にピントが合いやすくなります。

購入する前にオートフォーカス機能がついているか、速度はどれくらいかというのは要チェックポイントです。

フレームレートの高さ

フレームレートには24pや30p、60pなどがあります。これは動画の中の一秒間に含まれるコマ数を表しています。

数字が高ければ高いほど映像はなめらかになり、スポーツを動画に納めたりする際に便利です。

フルHDでの撮影であればほとんどの機種において60pでの撮影が可能ですが、中には対応していないものもあるので、60pでの動画撮影が可能かどうかチェックしておく必要があります。

手ブレ補正機能

ビデオカメラではほとんどの機種に内蔵されていますが、一眼レフカメラだと手ブレ補正機能が効かない機種もあります。

もし手ブレ補正機能が効かない機種であると、手持ちの撮影時に大きく手ブレしてしまい、別でスタビライザーというブレを防止する機械が必須になり費用もかさみます。

カメラを三脚につけての撮影がメインの場合は手ブレ補正機能を気にする必要はありません

まとめ

以上をまとめると、一眼レフカメラとビデオカメラはどちらにもメリットとデメリットがあり、自分が撮影したいシーンに応じて選択をするべきであるということです。

また、一眼レフを選んだ場合、上記の5つのポイントはチェックしてから購入を検討すると動画に適した一眼レフカメラを選ぶことができるでしょう。

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